一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

念願の「あまちゃん」ロケ地

旅吉です。 念願かなってやってきた。あまちゃんのロケ地である岩手県久慈市。 ここに来るため、下北半島からさらに南下したわけだが、ロケ地を見た後は東北地方をぐぐっと横断して秋田市を目指さねばならない。 ◇◇◇ 話は逸れるが、一人旅は運転以外にも何か…

青森の霊場そしてウミネコ

旅吉です。 下北半島に上陸した翌朝、恐山に立ち寄った。初めての訪問。というか下北半島に来るのは今回初めて。熊本から訪ねるにはそれなりの労力がいる場所なのだ。 子供の頃からビビリだった旅吉は、恐山の存在をとても怖がっていた。何より字面が恐ろし…

海霧が函館の街に流れ込んだ

旅するおやじ旅吉です。 函館で、北海道らしいダイナミックな自然現象に遭遇した。 津軽海峡の対岸にある青森県大間に夕方のフェリーで渡ることにしたものの、出発まで2時間ほど時間が空いてしまった。そこで出かけたのが函館山。これまで2度、夜景を見に行…

国道沿いの「新市街」は大事!

旅吉です。 車旅をしていると列車旅との違いを痛感する。 列車旅は「点」と「点」を列車という「線」で結ぶ。しかしその「点」は「旧市街」にとどまりがちだ。なぜなら基本的に旧市街は駅の周りに広がっているからだ。 特に学生の頃の貧乏旅行はどうしても駅…

撮影意欲を煽る美瑛の丘

旅吉です。 順番が逆になったけど、旭川の前に、美瑛の青い池や丘を巡った。撮影意欲を煽る風景だ。旅吉はそこそこ写真が上手いと自信を持っているが、美瑛の風景はたぶん誰が撮ってもうまく撮れると思う。 その後、旭川の旭山動物園にも行った。入場料は強…

旅に膿んで映画を観る

旅吉です。 キャンピングカーで長い旅を続けていると、膿んでしまう時が必ずやってくる。今がその時。道央から日本海側を北上し、道北、道東をほぼ時計回りに巡り、富良野から旭川まで来た。 でも次にどこに行くべきか分からなくなっている。なんとなく途方…

十勝の整然とした農地と防風林

旅吉です。 根釧台地(と学校で習ったが、今もそれでいいのかな?)を抜けて十勝へ入った。 これまで十勝地方を詳しく巡ったことはなかった。釧路へ行く途中に太平洋岸を走ったり、大雪山の周りを回る時に十勝平野の隅っこを通過したり、そんな程度だった。 …

摩周湖とオンネトーは絶対行くべき

旅吉です。 北海道を旅していて、いつのまにか「湖マニア」になった。やっぱ北海道は湖でしょ。 道東の中央部にある四つの湖を紹介する。 東側から順番に。まずは摩周湖。 ここはおそらくだれもが感動する。旅吉は「日本一景観が優れた場所ではないか」とま…

知床の道はやがて途切れ‥

旅するおやじ旅吉です。 知床半島へは行こうか行くまいか、迷ってしまった。昨年の観光船沈没事故が生々しく思い出され、訪ねることになんとなく罪悪感があった。 しかし次はいつ来れるか分からない北海道だ。天気もまあまあだったので、事故があった西海岸…

そういえばあの人達がいた

旅するおやじ旅吉です。 紋別市からさらに南東へ。サロマ湖を観光した後、北見市の常呂地区に入ったあたりで「カーリングホール」の案内板。そうだ常呂といえばカーリングだ! 北京冬季五輪銀メダルのあの人たちが、この町にいるんだ! 旅吉のテンションが一…

ウッシーとの日々の舞台へ

旅するおやじ旅吉です。 北海道に憧れを持つきっかけになったのは、ドラマや映画が大きかった。「北の国から」「駅ーステーション」「キタキツネ物語」。「男がつらいよ」にも網走や小樽がロケ地として出てくる。 それとは別に、はた万次郎さんのエッセイ風…

あすはリラ冷えの一日だとか

旅吉です。 稚内からオホーツク沿岸を南東へ進んでいる。 日本海側と比べてかなり雰囲気が違う。日本海側の方々には申し訳ないが、あれほど頻繁に見かけた廃屋があまり目立たない。なぜなのか。地元の方々にはさすがに聞けないので、旅吉なりに勝手ながら推…

稚内で強風に吹きさらされる

旅するおやじ旅吉です。 稚内から樺太が見えないかなと期待したが、ダメだった。一昨日の夕方、道北に入った頃からずっと天気が悪い。特に稚内は風が強い。 仕方ないので観光は早めに切り上げ、市立図書館に行った。で、郷土書籍のコーナーへ。こうしたコー…

日本海沿いをひたすら北上

旅吉です。 日本海沿いを北上して稚内に着いた。札幌から330キロ。日本海オロロンラインと呼ばれているルートだ。 石狩市の北端あたりまでいくと、雪を冠った暑寒別岳が見えてくる。 石狩市と増毛町を結ぶ道路は昭和の終わり頃ようやく完成。平成に入って観…

ヒグマの報道が続く

旅吉です。 北海道に上陸して数日たつが、NHKのローカルニュースは連日ヒグマの出没がトップだ。二番手が季節外れの暑さ。ほぼ変わらない。 これまでも書いた通り、1人で森の中の散策道を歩いていると、やはり怖い。普通に1人で歩いている方を見ると「勇気あ…

北海道のファミリーヒストリー

旅吉です。 前から抱えていた疑問がある。北海道で本格的な開拓が始まったのが明治時代。ということはいま北海道に住んでいる方々の先祖は多くが入植者ということになる。ちなみに北海道の人口は500万人超。 道民一人一人が「自分の先祖は○○からやって来た」…

羊蹄山は北の桜島のようだ

旅吉です。 洞爺湖畔から羊蹄山の麓の町である留寿都、喜茂別を通り、中山峠を通って札幌に入った。実に北海道らしい景色が続いた。 ずっと羊蹄山が見えていた。存在感が鹿児島の桜島に似てる。 洞爺湖もなかなかのものでした。洞爺湖サミットの記念館もあっ…

湖に興味がなかった旅吉だが

旅するおやじ旅吉です。 北海道初日。旅吉は今回「自分を裏切るルート」で旅を進めることにした。簡単に言えば「最初に浮かんだルートではなく、その反対方向に行く」というもの。 ちなみに当初は札幌方面に向かい、開拓史を学べる場に行こうかとした。 しか…

北の国にとうとう上陸!

旅するおやじ旅吉です。 20時間あまりの船旅を終え、無事、北海道の苫小牧東港に上陸した。こんなに長く船に乗ったのは初めて。でも快適だった。あまり混み合いもせず、静かで。 高齢の夫婦が多かったな。旅吉はいつも通り一人旅だが、そのあたりはほぼ気に…

そして敦賀へ

旅するおやじ旅吉です。 朝4時起きなのでひどく睡眠不足。おまけに腰痛。「それならどこかででゆっくり寝てれば」という話なのだろうが、結局あちこち観光してしまう。なにしろ文化財の宝庫である関西。スルーできないのである。 大阪南港唐割と近い住吉大社…

北海道に旅立つのだ!

旅するおやじ旅吉です。 諸事情により、秋に予定していた北海道プラス北東北の旅に本日出発。お馴染み名門大洋フェリーで新門司港から大阪南港へ。その後、福井県の敦賀から新日本海フェリーで苫小牧を目指す。 腰の調子が悪いうえ、今一つ心の準備ができて…

アメノウズメのドアップ怖い

どうも。旅するおやじ旅吉です。 全国半周の旅から帰ってやがて1ヶ月。無事に孫も生まれたし、そろそろ、ということで、短い日程だが車中泊の旅に出た。 実は4月下旬にも一度、車中泊の旅に出た。「孫の出産までもう少し時間がかかりそうなので、悪いけど…

山の辺の道はやはりいい

どうも。旅するおやじ旅吉です。 1ヶ月余りにわたる全国半周の旅で唯一、二度訪ねた場所がある。奈良県の石上神宮とその南北に伸びる「山の辺の道」だ。旅の3日目と最終日。1カ月の時間を挟んでいたので、2回目の訪問の時は「懐かしい」と感じた。 特に山…

花が見事な旅だった

旅吉です。 今回の全国半周の旅は桜前線の北上と足並みを揃える形になった。 植物についてはほとんど知識がないながらも、東国や北国は「一気に春がやってきた」ような明るさがあって、あちこちで写真を撮った。気に入った植物の写真を時系列で並べてみた。 …

5週間の全国半周の旅まとめ

どうも。旅するおやじ旅吉です。 前回のブログに書いた通り、5週間にわたる全国半周の旅を終え、熊本の自宅に帰ってきた。とは言いながら北九州の新門司港〜大阪南港は往復ともフェリーなので、だいぶ楽はしている。5週間の動きを簡単にまとめてみる。 ▽1…

春疾風の安土城で腹が緩む

旅吉です。 実はキャンピングカーによる日本半周の旅をすでに終え、熊本の自宅に帰っている。丸5週間に及んだ旅の全行程まとめは後日報告します。 さて旅は4月の初旬に戻る。 旅吉が愛して止まない近江の国、滋賀県に入った。大阪、京都、名古屋という大都…

いつかは行きたかった場所

どうも。旅するおやじ旅吉です。 子供の頃からずっと行きたかった場所があった。とうとう念願かなって行くことになった。 信州の高遠から南へ一直線に続く谷がその場所である。南アルプスと伊那山地に挟まれた谷が、静岡県の方向へ延々と続いている。途中に…

「越の国」を南へ南へ旅は続く

旅吉です。 能登半島を一周した後、キャンピングカー「プー介」は加賀の城下町金沢に立ち寄り、さらに南へ南へと下っていくのです。 ちなみに前回書き忘れていましたが、今回の旅の北限は能登半島の曽々木海岸を過ぎて珠洲市へと右折するあたり。同緯度の東…

能登半島ぐるり一周

どうも。旅するおやじ旅吉です。 初めての能登半島。時計回りに一周してみました。 最初に感想。思っていたより広く、イメージしていたような陰鬱さはなかったけど、加賀地域に比べると想像以上に静かでした。 それゆえ、延々と続く全国チェーンのレストラン…

図書館について思うこと

旅吉です。 全国あちこち回りながら、図書館に立ち寄ります。その土地の歴史や文化、観光地が理解できるし、WiFiが使えるのもうれしい。旅に疲れたら図書館が一番です。 でも差が激しいんですよね。図書館は。 主に市立図書館を訪ねることが多いけど、すごい…