一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

キャンピングカーのことばかり考えている

どうも。旅するおやじ旅生です。

先週、久留米市にキャンピングカーショーを見に行った影響もあり、一気にキャンピングカー熱が高まっている。時間があればYouTubeで情報を集めている。

noaema1963.hatenablog.com

で、先週の土曜日、福岡のキャンピングカーのお店2カ所を巡った。

最初に行った太宰府市のNUTSさんでは試乗体験。ブームを反映してか結構な数のお客さんがおり、試乗も順番待ちだった。

最初は「いかにもキャンピングカー」な外観のキャブコン。後部座席(?)はまるで部屋だ。天井が高いので背をかがめずに立っていられる。クーラーも付いている。食事などをするスペースと寝るスペースが別々。トイレがある車も。実際に運転をしてみたら、思いのほか普通に運転できる。30代のころ三菱デリカを乗り回していた旅生としてはなんの苦もなく取り回しができる。今乗っているプリウスαより楽なくらいである。

ところで価格。いくつかのキャブコンをザザーっと見回したところ、乗り出し価格(車が納車されるまでにかかる費用)は700万〜という感じだった。

高い。

以前ボルボの購入を夢見たことがあったが、それよりずっと高い。

ただ、ある程度の期間乗って手放す時、結構高い値段で引き取ってくれるらしい。

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ハイエースを改造したバンコンも試乗した。キャブコン以上にデリカの取り回し感と似ていて、とても開放的な気分。やはり運転席が高いといい。

でも後部エリアはキャブコンに比べるとだいぶ狭い。車種によっては寝る時にテーブルを取り外したり座席を動かしたりしてベッドモードにしなくてはならず、「う〜ん、これを毎日朝晩やる丁寧さが俺にあるかなぁ」と不安がよぎる。また、ハイルーフまたはポップアップにしないと後部エリアでは屈んで動かないといけない。あるYouTuberによると「最初はいいが、やがて苦になる」らしい。

ただ居住性が向上する大きめのバンコン(長さ5メートル以上のスーパーロングというタイプ)にすると、旅生の家の駐車場に置けないし、何より普段使いには困難。コンビニの駐車場に入れるのに一苦労しそうである。

続いて筑紫野市ホワイトハウスさんを訪ねる。

この店はバンコンが主流で、ハイエース以外にもボクシーやステップワゴン、Nボックスなどを車中泊用に手を加えて販売している。

ここでは私が今のところ「最適な大きさ」と睨んでいる「標準サイズのハイエースを使ったバンコン」を売りにしていた。「欲しい。こんなのを探していた」と舐め回すように見る。バンコンにしては珍しくエアコンも装備。ただその分、価格は上がり、展示車両(最高グレードと見ていのかな?)の乗り出し価格は750万円ほどだった。そうですか‥。

YouTubeを見たり、お店を回って分かったこと。

新車のキャンピングカーはどんなにシンプルな作りであっても、乗り出し価格は450万円〜500万円以上となる。キャブコンになるとこれがググッと上がる。

そんな数字を見ていると、だんだん麻痺してきて、「車両本体価格350万円」とか書いてあるのを見ると「安いじゃないか」などと思ってしまう有様。この感覚、家を建てた時にも経験した。でかい買い物する時に特有な感覚である。

ちょっとまずくないか。