一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

旅生は結局どんな車種を選ぶのか

どうも、旅するおやじ旅生です。

昨年春まで住んでいた八代市を久々に訪ねた。仕事絡みだが。

2時間ほど時間が空いたので、散策した。八代城の北側にある松井神社をスタート。お城の本丸にある八代宮でお参りし、球磨川の風景を味わった後、相変わらずシャッターが目立つ本町商店街を抜けて、再建中の八代市役所(熊本地震で使用不能になった)の横を通り、また松井神社に。すぐ横にある市立図書館でしばらく本を読んだらタイムアップ。

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お堀端には椿が咲いていた。もうすぐ桜だ。

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松井神社の境内にある臥龍梅。八代城に隠居した細川忠興(三斎)が植えたとされる。花はすでに散っていた。だいぶ弱ったいるらしいが、大丈夫だろうか。下の写真も松井神社の境内。苔がいい雰囲気を醸し出している。

f:id:noaema1963:20210314214217j:imageところで相変わらずキャンピングカーのことばかり考えている。

前回のブログを書いた後も佐賀の鳥栖市や熊本の大津町で専門店を訪ね、検討に次ぐ検討の日々である。

実は鳥栖市のお店では一度予約まで入れてしまった。レクビーという会社のバンコン(ハイエースのようなバンをベースにしたキャンピングカー)「プラスLVプラス1」という車。ハイエースの標準サイズなので日常遣いにも困らないし、後部座席のレイアウトも工夫があり、なかなか。そしてバンコンには珍しく家庭用エアコンが付いている(室外機は車の下)。

旅生は季節を選ばず旅に出る。暑かろうが寒かろうが。だからキャンピングカー選びではエアコンはかなり重要視してきた。

ただいくら家庭用のエアコンを車内に設置しても限界がある。店の人の話やネットによると、エンジンを切った状態では、バンコン標準装備のサブバッテリーで2〜3時間程度であればエアコンを動かせるが、どうもそれがせいぜいらしい。もちろんキャンプ場などで外部電源を引いて動かせば別。家にいるときのように好きなだけ動かし続けることができる。

ここ数年で新たに、サイズが小さめの車載用クーラーも登場したようだが、これもサブバッテリーで動かす仕組みは一緒なので、稼働時間はやはり限定される。

じゃあ、どうする。それでもクーラーにこだわるか。

クーラーを取り付けると60〜70万円はアップする。何しろかなり無理して取り付けるワケだから。おまけに、家庭用エアコンを車に設置するわけなので、通常想定されていない「震動」という負荷がエアコンにかかることになる。要するに壊れやすくなるはずだ。

そんなこんなで、「プラスLVプラス1」は予約した翌日、お店に電話して断った。エアコンのこともあったが、別の理由の一つに、その車種とほぼ同じ構造でグレードが一つ上のキャンピングカーは見たものの、「プラスLVプラス1」の実物を見ることができなかったからだ。見積もりによると乗り出し価格は●百万円。実物を見ずにこの買い物をするのはちょっと乱暴すぎる気がした。高級外車並なのである。

エアコンにこだわる車選びは間違っているのではないか、と次第に思い始めている。

3年後の夏の旅生よ。おそらくはお前は今、キャンピングカーで北海道の道東を回っていることだろう。どうだ、北海道の夏の夜は。暑いか? そうでもないか? そしてお前は結局、どんなキャンピングカーを購入したのか? なんならラインか何かで写真を送ってくれないか。

最近の旅生のブログ、備忘録というか日記になってしまってる。