どうも。旅するおやじ旅吉です。
太平洋を見たくなって、久しぶりに東九州日帰りドライブを一人で楽しんできました。
朝8時過ぎに熊本市の自宅を出て、夜9時半に帰着。走行距離は約300キロ。疲れはなく爽快感だけ残りました。運転がホントに好きなんだなと実感した次第です。
以下、写真と簡単な説明のみ。
高千穂の青雲橋から。五ヶ瀬川の深い谷間が下にありますが、うまく撮れていません。
延岡市の延岡城跡。延岡藩は七万石。日向国にしてはまあまあの石高ですが、藩主は次々に変わり、江戸中期から幕末は譜代の内藤氏。石垣が立派でした。
天守台からは延岡の街並み。遠くに太平洋。旭化成の煙突が工業都市らしさを感じさせます。
城跡を見た後、街中を散策。飲み屋の多さに驚きました。昔ながらの映画館もあり、思わず入りたくなりました。
その後、大分県の佐伯市へ。訪ねるのは20年ぶりくらい。前回は海釣りに来ましたが、今回は城下町散策。こちらは石高が小さく二万石。藩主は江戸初期から幕末まで毛利氏。
実にいい感じの町並みでした。大分の城下町にハズレなし。竹田、杵築、臼杵、中津、日田(日田は天領の代官所ですが)‥。城下町の良さがしっかりと残っていて、散策するとなんとも言えない満足感が得られます。
城下町の一角に観光案内所。昭和初期に建てられた邸宅を利用していました。アイスコーヒーを飲んでのんびり。海が近いせいか、いい感じの風が吹いてきて、「来てよかった〜」と旅の醍醐味を満喫しました。
佐伯鶴城高校の横には馬場の跡も。昔の地形がそのまま今も利用されています。それゆえ「あれ、なんだか変なつくりの交差点」と感じてしまう箇所も。城下町の面白さですね。
ちなみにこの高校の正門近くに卒業生の進学先を張り出されていました。とうやら進学校みたい。とかなんとか感心していると、夕方5時を知らせる音楽が結構な音量で町に流れ、旅情が湧いてきます。
アーケード街は御多分に洩れずシャッター街でした。
歴史のある町はホントにいい。今日はそのことを痛感しました。ただコロナの感染拡大のせいか、どこもかしこもガラーンとしてました。