一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

茨城の駐車場はでかい

旅するおやじ旅吉です。

駐車場がなかなか見つからない東京を早々に出て茨城県へと移動しました。

都道府県別の魅力度ランキング「最下位」と言われたこともありますが、ほんとにそうなのか確認の意味も込めて。

まずは研究学園都市として有名なつくば市。約50年前、国策で造った町なので、町の設計、道幅、建物の大きさ、いずれもアメリカっぽさ満載です。惜しくも写真は撮っていません。

つくば市から東に向かうと霞ヶ浦。江戸時代初期までは海の一部(湾)でした。すぐ南側にある香取神宮に因んで「香取海」と呼んでいたとか。

それまで東京湾(当時は江戸湾)に流れ込んでいた利根川を、今のように太平洋に注ぎ込むよう幕府が大規模な工事が行ったのを機に、霞ヶ浦一帯の干拓も進み、現在のような地形になったようです。

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その影響で潮来は重要な港となり繁栄しました。橋幸夫のヒット曲「潮来笠」に出てくる「潮来の伊太郎」はそんな賑やかな港を渡り歩く渡世人という想定なのでしょうか。「葛飾柴又の寅次郎」みたいに。これは旅吉の勝手な想像ですが。

潮来には伊太郎の像がありました。
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水郷の町なので、九州の柳川によく似てます。
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潮来から橋を一本渡ると鹿島神宮です。香取神宮とともに古代から有名な神社。
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主な建物は徳川家が江戸初期に建造。楼門や本殿など国の重要文化財に指定されています。
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境内の木々が半端なく背が高い。巨人の国に紛れ込んだような気分に。これまで訪ねたどの神社より爽やかなパワーを感じられ、意外なほど感動しました。
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その後、学校の社会科で習った掘り込み港の鹿島港へ。授業中、地図帳を眺めながら「なんだか変な形(Y型)してるなぁ」とずっと気になっていました。いま鹿島市というとサッカー。すっかり印象が変わりました。

もともと港が造りにくい砂浜の港。浚渫が大変でしょうね。
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港からずっと北側に行くと、鹿島灘海浜公園。太平洋が広々と目の前に広がります。視界を遮るものなし。訪ねてみる価値ありです。

茨城県ってスケールがでかい。十分魅力的だと思います。海流の影響で気候も良さそう。

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ちなみにコンビニやラーメン屋の駐車場もとんでもなく広いのです。主に県の東半分(福島風に言えば浜通り)。車中泊しても怒られないのかな、と思わせるほどです。

キャンピングカーの旅をしてると、コンビニはとても重要です。ホント、いろんな意味で。そのあたりは別の機会に。