旅吉です。
今年の夏の北海道は、昨年に次ぐ暑い夏だったらしい。地元の新聞によると。
え? 去年はこの夏より暑かったのか‥。
8月20日に上陸以来、繰り返し思った。「北海道の夏って、そんなに涼しくないんだ。というか、以前(昭和40年代くらい)の熊本の夏と同じ程度には暑くはないか」。
数日前から北海道は湿度が下がり、カラッとした暑さになっている。それでも道東以外は30度近くにはなってる。もう9月というのに。どうもこの感じがいわゆる「真夏の北海道」みたいだ。地元TV局の天気予報を聞く限りでは。
実にキラキラしてる。人生をやり直したくなる明るさだ。
気づいたことがある。
北海道の人たちって、暑さに寛容ではないか?
熊本だったらクーラーをがんがんかけるような気温でも、北海道では弱〜くクーラーを入れるくらい。もっと低く設定しないときつくないか?と問いたくなる。
田舎の定食屋などに行くと、エアコンがなかったりもする。思うに、北海道民は「暑さが好き」なのではないか。冬の寒さが辛い分、暑さを待ち侘び、満喫するのかもしれない。
逆が言える。北海道の冬は「家の中では半袖ですごせる」と聞いたことがある。熊本ではあり得ない話だ。
寒いところの人たちは寒さを嫌って暑さを大事にし、暑いところの人たちはその逆。以前も書いたけど、ないものねだりなのだろう。
東南アジアに行った時、極端なまでにエアコンをきかしてあるのに驚いたことがある。香港では、寒くもないのにダウンを着ている若者がいた。これもないものねだり、だな。
函館に近い北斗市のトラピスト大修道院。見よ、この空の青さ。入り口前のお店で食べたソフトクリーム、旅吉の人生で一番美味いソフトクリームだった。