一人旅おやじがゆく

旅が最大の喜びである初老おやじの備忘録

くじゅうの紅葉もいい感じ

 

旅吉です。

くじゅう連山を歩いてきた。10月上旬に信州の山々を巡って、すでに今年の紅葉体験は済んではいたが、やはり九州の紅葉も見届けねば、と。

南東から吹き上げてくる風が半端なく、最初はガスガス状態。しかし中盤から青空が見え出していい山行になりました。

一番登山客が多い、牧ノ戸峠登山口からスタート。信州とは比べられるレベルではないが、あちこちでいい感じの紅葉が見れた。ちなみに下の写真は少し加工してます。星生山、久住山、中岳と、くじゅう連山の南側3つのピークをたどった。

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でもやはり、くじゅう連山の南半分の魅力は火山らしさだなと思った。紅葉を楽しむなら、北側の大船山や平治岳だろうな。ブナをはじめとして樹林帯がダイナミックに広がってるし。

熊本からすると登山口が遠いが、次回はそちらに行ってみたい。

信州とは違って、駐車場の争奪戦があまりなく、熊の心配もいらないのが九州登山の良さだな。
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瓦屋根が難しい

旅吉です。

飽きずに建物の絵を描いている。今日本屋で、建物のスケッチ画をYouTubeで紹介している「けしごむ」さんの本を見つけた。この人の絵は大変参考になる。

瓦屋根を書くのが難しい。実際に見た感じより少し平べったく描いたがいいのかな、と最近思い始めた。丁寧に、でもさらっと描くのがよさげ。

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地中海沿いや沖縄の瓦が、惚れ惚れさせられる。下の絵は、イタリアで撮影したと思われる写真をピンタレストから題材にさせてもらった。

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松本で見かけた品のいい建物も描いてみた。ビルは屋根がないから、描きやすい。でも上手く描けてはいない。

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アルコールマーカーもいいが、そろそろ水彩にも挑戦してみようと思う。

AI に教えられて蓼科山へ

旅吉です。

信州車中泊の旅では、あと一座、登山をした。蓼科山。諏訪盆地あたりからよく見える、富士山のような形をした標高2531メートルの日本百名山である。八ヶ岳連峰の一番北の端の山だ。

なぜこの山に登ったか。AIに「日帰りで登れて、登山客が多くて熊に襲われる可能性が低い山を教えて」と聞いたら、この山が出てきた。

白樺湖の後ろにそびえているので存在自体は知ってはいたが、なだらかな形をしており多分楽勝だろう、とたかをくくっていた。

ところが結構きつかった。山の北側の7合目登山口から登る予定だったが、土曜日のせいか早朝から駐車場がすごい状態。とんでもない駐車をしている車も。下山後に車を動かせないのではという不安を感じ、わざわざ20キロほど離れた反対側のすずらん登山口へ。空いてはいたが、こちらの方が累積標高が200メートルほど多くるなることを後々知る。

登山口からしばらくはカラマツ林を進むゆったりした登り。やがてひたすら直登の急登に。無情なまでの登りだった。9合目あたりで森林限界を越えると大きな岩に這いつくばりながら登る形となる。九州ではこういった場はあまりないので、それなりに苦労した。慣れてる人は苦も無く登っていたが…。

でも八ヶ岳、南アルプスの山並みが見渡せて大満足でした。もちろん熊との遭遇はなかった。

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頂上は運動場みたいに広かった。
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今回の車中泊の旅では木曽駒ケ岳、蓼科山、唐松岳(の9合目)に登った。還暦過ぎのおやじの初の信州登山にしては、まぁまぁ頑張った方ではなかろうか。少しだけ登山レベルがアップしたような気がして満足である。それにしても信州の山の美しさ、ダイナミックさ。九州とは全然違うと痛感した次第。

その後、丸2日かけての帰路がつらかったけどね。節約車中旅の苦しいところ。いっそのこと信州に移住したいものである。

松本の建物をスケッチ

旅吉です。

信州の旅していると、いい感じの建物にいくつも巡り会える。松本市は城下町だったこともあり、レトロで魅力的な建築物が多かった。

特にお城の南側に広がるエリアは、連休中だったこともあり、国内外からの観光客であふれていた。以前はこんなに人が多かったっけ。

現場ではスケッチできる状況ではないので、写真に収めて後日、描いてみた。

まずは大正から昭和初期を思わせる薬屋。

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蕎麦屋もいい感じ。木造だけど、窓の面積が広いのにびっくり。
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脇道には、巨大な換気扇のある焼肉屋も。
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ほかにも気に入った建物がたくさんあった。スケッチの題材にはうってつけである。

北アルプスに初挑戦

旅吉です。

憧れの北アルプスに挑戦した。それがなんと日帰り登山。いきなり山小屋宿泊は敷居が高い。山の経験豊富な人々の中で一人小さくなっている自分を想像すると、さすがにつらい。まずは日帰りで行けないものか。そんな山はあるわけないか、と思ってAIに聞いたところ、ちゃんとあった。それもいくつか。

山好きならご存じだろうけど、乗鞍岳がその代表みたい。標高2700メートルまでバスで行ける。そこから300メートルあまり登れば頂上だ。前回書いた木曽駒ヶ岳と似た塩梅。

でもそれでは物足りない。もっと北アルプスらしい大げさな登山を‥。というわけでスキーで有名な八方尾根の先にある唐松岳を目指した。標高2696メートルの日本三百名山の一つなのだ。

早朝、白馬村の中心地を通り抜けて標高1500メートルの黒菱駐車場へ。8時15分に動き出したリフトを乗り継ぎ、標高1800メートルの八方池山荘へ。ここから登山スタートだ。八方尾根をずっと登っていくと、後立山連峰の稜線にたどり着くという形だ。

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八方尾根の眼前には白馬岳や白馬鑓ケ岳が、朝の光を浴びて堂々と鎮座している。九州の人間からすると桁外れの存在感だ。阿蘇や九重連山ではとうていかなわない。この段階で「来て正解だった」とウルウル気分だ。

ちなみに唐松岳は登山道の奥の方にあり、ちょっと見えにくい。唐松岳登山だが、主役は終始、白馬の山々という感じもする。下の写真の真ん中が唐松岳。この角度から見るとちょっと地味め。

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リフト駅でスタッフが繰り返していた。「午後4時半でリフトは止まります。絶対に乗り遅れないでください」。そう、そこが日帰り登山の一番の課題なのだ。与えられた時間は7時間半。「ぎりぎりになっても頂上まで登るか、時間の余裕をもって引き返すか」を自分一人の判断で決めなくてはならない。

登山スタート。リフト駅から一時間ほど登ったところにある八方池目当ての人も多いから、登山の格好はばらばら。街歩きのような外国人観光客も。

北アルプス初体験の旅吉は「絶対に無理はしない」と登る前から決めていた。登りながら「昼過ぎの12時半前後に適当な場があれば、そこで折り返す」と考えた。

体長は万全だ。木曽駒ケ岳の反省から、前夜はたっぷりと寝て、朝食はしっかり取り、自分のペースで登っていく。北アルプス慣れした人々がぐいぐいと登っていくが、それは気にしない。

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やがて八方池に到着。「ここから先はきちんと登山の装備をした人だけ入山OK」みたいな看板あり。旅吉の装備がどのレベルか自分では判断できないが、「たぶん大丈夫」とぐっと気が引き締まる。白馬をバックに写真撮影する若者やシニア夫婦を横目に、さっそうとした気分で先を急ぐ。

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扇雪渓、丸山ケルン、といかにも北アルプスっぽい場所が続く。振り返ると、雲海の向こう側に遠く八ヶ岳や南アルプス、そして薄っすらと富士山。

ダケカンバが見事に紅葉していて、やがてその姿も消えた。森林限界を超えたのだ。九州人はこれが一番興奮する。九州では屋久島の宮之浦岳だけにしか森林限界が存在しない。登ったことないけど。

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そして白っぽい砂や石、濃い緑のハイマツの景色になった。正午過ぎ、唐松岳の頂上に登山客の姿を認められるあたりまでたどり着いた。下山してきた人に「頂上まであとどれくらいですか?」と聞いたところ、あと40~50分くらい、との返事。

迷った。微妙な時間である。登り続けながら、想定を繰り返す。

午後1時に登頂できたとして、残された時間は3時間半。登頂に4時間ほどかかっていることになるので、おそらく下りのリフトはぎりぎりだろう。どうしよう。ガイドさんが一緒なら判断してくれるのだが、頼りになるのはYAMAPのアプリと自分の勘だけである。

結局、後立山連峰の稜線まで「あと10分ほど」(下山後に分かった)という標高2600メートルを少し超した地点で引き返した。唐松岳の9合目~9.5合目くらいの場所のはずだ。時間は12時20分。確か下の写真あたり。

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でも十分に満足した。あせって下山して転倒でもしたら目も当てられない。場所によれば数十メートル滑り落ちる可能性もある。

しかし我ながら慎重だなと思った次第である。「あと10分登れば、頂上まで行けずとも連峰稜線の違ったダイナミックさを堪能できたかも」と後悔もしたが、初回なのでこんなものだろう。何しろネットでかき集めた情報とすれ違う登山者から聞いた話で登っているのだから、不確定さがつきまとう。

午後になって雲が増えてきた。山麓の温められた空気が上昇して雲になる様子が目の前で見れて、それはそれで素晴らしい。

リフト駅に着いたのは2時50分ころ。「まぁ頂上まで行けないこともなかったかな」と思ったが、結果論でしかないよね。あと1時間長くリフトが動いてくれればなぁ。

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紅葉は黒菱駐車場あたりが一番きれいだった。

 

九州の山の初心者が信州の山に挑んだところ‥

旅吉です。

道楽者が今年も信州にやってきた。山に登るために。

昨年11月初旬、長年の夢であった中央アルプスの木曽駒ヶ岳登山に挑もうとしたが、狙ったかのように寒波がやってきて、現地まで来て断念。そこで今年は少し時期を早めた。

で、達成しました。木曽駒ヶ岳を制覇。と言ってもロープウェイで標高2600メートルの千畳敷カールまで行くから、実質登るのは400メートル足らずなのである。

ところがこのわずか400メートルが大変だった。まず旅吉は、空気の薄さを軽く見ていた。いきなり標高2600メートルにポンとおろされるのである。ホントは体調を慣らして登り始めるるべきなのだろうが、旅吉はすぐに登り始めた。

なんだかきつい、朝が早かったからかな、いろいろ考えるうちに、少し車酔いみたいな気分になってきた。高山病? そんな大袈裟な。神経質になりすぎだろ。自問自答を繰り返す。

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とにかく登山客が多い。その流れに乗っていくので、自分の体調より周りを気にしてしまう。

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これが約3000メートルの世界か、と感動はするものの、車酔いみたいな不快さはどうにもできない。もはや周りを気にしている場合ではない、と思い至り、ちょっと歩いては休み、また歩き出す、を繰り返し、どうにか木曽駒ヶ岳の頂上へ。

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北アルプス、御嶽山、南アルプス、八ケ岳、そして富士山の頭の部分‥。見事である。天気も最高だ。家族にLINEで写真を送るが、反応は今ひとつ。妻は「元気だね」。娘など「そこ何県?」とか聞いてくる始末だ。夫婦連れで登山を堪能している同年輩が羨ましい限りである。

下りは上りより楽だったが、千畳敷カールへ降りる八丁坂は、行き違いが大変だった。

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ロープウェイで降りて、そこから駒ヶ根市の郊外までバス。旅吉は見事に車酔いした。登山の体調不良が影響したと思われる。最悪の体調で駐車場の車に辿り着いた。

今回の原因はいろいろありそうだ。

まず寝不足。未明から千人以上の登山客がバス乗り場で列をなすため、遅れを取れないとばかりに、あまり寝れなかった。

空気の薄さ。舐めてはいかん。顔を青くして登っているシニアを結構見かけた。

人の多さ。自分のペースで登れない。すごいよ。紅葉の時期でもあるしね。ただ今年の紅葉は今ひとつ。夏以降の寒暖差が小さかったからだとか。

もしかしたら、ただ単に旅吉のこの日の体調が思わしくなかっただけかもしれない。

信州車旅は続いているので、また後日報告する。