一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

2023-01-01から1年間の記事一覧

NHKの72時間 聖地巡礼した初山別のコンビニがトップ

旅するおやじ旅吉です。 年末恒例のNHK「ドキュメント72時間」の年間ベストテンを見た。 結果を紹介しておこう。 ①冬の北海道 村のコンビニで ②全国うどん自販機の旅 群馬編 ③大阪 昭和から続くアパートで ④北海道「礼文島」最果てのユースホステルで ⑤大病…

疲れ果てたぜ、わがチャレンジ

旅するおやじ旅吉です。 ほぼ半月に一回の投稿になってしまった。別に病気をしたわけではない。 第二の人生をいかに安定した彩りのあるものにしようかと、いくつかチャレンジをしたり、考えを整理したりしていたわけだ。 思えば、退職してから9か月あまりが…

壱岐に日帰りサイクリング

旅するおやじ旅吉です。久しぶりです。 長崎県の離島・壱岐を日帰りサイクリングしてきた。 といっても、愛車のハイエースに自転車を載せて、前日に熊本から佐賀県の唐津に入り、虹ノ松原海岸で車中泊。翌朝一番のフェリーで唐津東港から壱岐の印通寺港へ渡…

写真映えするシンガポール

旅吉です。 今回はシンガポールを紹介します。 まずはマリーナ・ベイ・サンズ。いまやシンガポールで一番有名な建物と言えるかも。 本物を目の前にするまでは気づかなかったけど、三つのビルを結んでいるブリッジは「船」をイメージしてたんだ。そうだったん…

マレーシアに行ってきた

旅吉です。 35年ぶりにマレーシアに行ってきた。素朴な雰囲気だったクアラルンプールもいまや高層ビルが立ち並ぶ大都市になっていた。 まずは名物のツインタワービル。やはり夜がおすすめ。 でもチャイナタウンやインド人街のあたりはまだ昔ながらのたたずま…

北広島の楽しい記憶

旅吉です。 一人車中泊を繰り返していると、意外と会話する機会が減ってしまう。コミュ力が高い社交的な人ならそんなことがないんだろうけど。。。 話しかけられるケースも少ない。もしかしたら「安易に話かけてこないで」というオーラが出ているのか。そん…

重厚でした吉備津神社

旅吉です。 中国地方車中泊旅の続き。 初めて岡山県の吉備路を訪ねた。古代史に興味を持つまで吉備路の魅力が分からずにいた。 でも今だったら分かる。 弥生時代から飛鳥時代にかけ、出雲、吉備、そして九州北部は先進地だった。高い文化を持った渡来人が入…

安易に新築し過ぎだよ日本人

旅吉です。 地元紙にこんな記事が出ていた。旅吉が数年前に過ごした熊本県八代市の話。今から60年ほど前に建築された八代市厚生会館が解体される方向で動いている。一部の市民が保存を訴えたが、結局は解体へ。芦原義信氏が設計して1962年にオープン。…

全国12の現存天守閣を踏破した

旅吉です。 前回に続き中国地方散策。ご存じかと思うけど、全国には安土桃山~江戸時代に建てられ今も現存する天守閣が12か所ある。 北から順番に、弘前(青森)、松本(長野)=国宝、丸岡(福井)、犬山(愛知)=国宝、彦根(滋賀)=国宝、姫路(兵庫)…

【古い町めぐり 松江市】文化レベル高そう

旅吉です。 古い町巡り。3日前訪ねたばかりの島根県松江市を紹介したい。 実はまたも懲りずに車中泊の旅に出ているのだ。中国地方の中央部あたりをふらふらと。 松江は文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に指定されてないけど、いい感じの城下町らしさが随…

【古い町巡り⑤=若狭熊川宿】細川家と縁の深い場所

旅吉です。 古い町巡り。今回は、北海道の帰りに訪ねた福井県の熊川宿(若狭町)。若狭湾と京都を結ぶ若狭街道(鯖街道)の宿場町。1996年に文化庁から重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定された。戦国時代には、織田信長の軍勢が朝倉攻めの際に立ち…

気温24度だけど湿度90%

旅吉です。 南阿蘇の高森町にある鍋の平キャンプ場に来た。阿蘇五岳の東端、根子岳のすぐ麓である。旅吉が時折訪れる、いわば定点観測地。高森町には若い頃、仕事の関係で3年間住んでいた。なので思い入れが深いわけよ。 夕方5時前に到着した。平日だけど…

【古い町巡り④=出水麓武家屋敷群】薩摩最大の防衛拠点

旅吉です。 古い町巡り、今回は鹿児島県出水市にある出水麓武家屋敷群。平成7年に重要伝統的建造物群保存地区となった。 旅吉が住む熊本市から高速道路を使い約2時間。県境を越えて海沿いをしばらく走ると出水市の中心にたどり着く。鹿児島にしては珍しく…

銀漢という季語、いいね

久々に俳句。銀漢という季語がとても好き。天の川のことだが、もっと高尚な響きがある。 銀漢の濃ゆし寝付けぬはずである この前行った霧島の車中泊では、なぜだか眠りにつけず車の外に出たら、驚くほどの星空だった。静寂であることが不似合いな光景。宇宙…

【古い町巡り③=鞆の浦】第一級の観光地

旅吉です。 古い町巡りの第3弾。広島県福山市の「鞆の浦」。ここはすごい。 ▽鞆の浦 まずは文化庁の資料から。 「福山市鞆町は、瀬戸内海に突き出た沼隈半島南東部に位置し、潮待ちの港としての好条件を備え、古来、海上交通の要衝として栄えてきました。福…

実は旅吉は短気なのだろうか

旅吉です。 自宅で風呂に入る時には必ずスマホか文庫本を持って入る。スマホはジップロックに入れてYouTubeを見る。文庫本はもちろんそのまま読む。 いつかお湯に落としてしまうのではないだろうかと気になっていたが、先日、初めて現実となった。 ちょっと…

【古い町巡り②=八女市八女福島】江戸時代の繁栄しっかり伝わる

旅吉です。 重要伝統的建造物群保存地区の第二弾。福岡県八女市の福島地区を紹介します。 ▽八女市八女福島 関ヶ原の戦いで活躍した田中吉政が戦後、筑後地方の領主になり、八女福島地区に築城したが、一国一城令により廃城となった。しかし町人地は山産物を…

一泊だけの車中泊in霧島

旅吉です。 北海道から帰り着いてはや1ヶ月。振り返るたびに「素晴らしい旅だった」と思いを新たにするばかりである。 BSで北海道を舞台にした旅番組があると、必ず見ている。「ここ行ったよ。行った、行った」とテンションが上がるが、家族はあまり興味を示…

【古い町巡り①=丹波篠山】町中に城下町の趣き

旅吉です。 旅で撮りためた写真を見返していたら、かなりの数の「重要伝統的建造物群保存地区」(文化庁指定)を訪ねていた。古い町並みを住民主体で保存し、国からお墨付きをもらった地区だ。補助金なども出るらしい。 せっかくなので、シリーズものとして…

早期退職5ヶ月目の感想

旅吉です。 この数カ月の記事を読みかしてみたら、ほとんどが旅の話。長旅をしたのだから当然こうなるのだろうが、ここまで車中泊の話が続くと自分で読んでてもうんざりする。 というわけで今回は、早期退職して4ヶ月あまり、どんな状況で暮らしているのか…

北海道絶景ベストテン

旅吉です。 北海道ぐるっと車中泊をやってみて、印象に残った絶景10選を絞り込んでみた。 【1位 オンネトー(足寄町)】 阿寒湖の西側にある神秘的な湖。風もなく最適なコンディション。阿寒湖観光の際にはぜひとも足を延ばして欲しい。 【2位 北海道大学…

積丹ブルーの向こうはウラジオ

旅吉です。 小樽から積丹半島の写真をアップします。 小樽はおそらく、全国で唯一、日本の近代建築が固まって残っている場所と言っていいのではないか。以前は、東京駅近くの丸の内にたくさん残っていてロンドンっぽい雰囲気が漂っていたものの、最近では高…

秋田の港のうどんの自販機

旅吉です。 4日前に熊本に帰り着いたけど、引き続き、北海道と北東北の旅の報告は続けたい。 大雨の中、岩手県久慈市で「あまちゃん」のロケ地を見た後、岩手県北部を横断して、秋田県へ。鹿角市の道の駅で車中泊。翌朝、白神山地へ向かう。 藤里町の世界遺…

念願の「あまちゃん」ロケ地

旅吉です。 念願かなってやってきた。あまちゃんのロケ地である岩手県久慈市。 ここに来るため、下北半島からさらに南下したわけだが、ロケ地を見た後は東北地方をぐぐっと横断して秋田市を目指さねばならない。 ◇◇◇ 話は逸れるが、一人旅は運転以外にも何か…

青森の霊場そしてウミネコ

旅吉です。 下北半島に上陸した翌朝、恐山に立ち寄った。初めての訪問。というか下北半島に来るのは今回初めて。熊本から訪ねるにはそれなりの労力がいる場所なのだ。 子供の頃からビビリだった旅吉は、恐山の存在をとても怖がっていた。何より字面が恐ろし…

海霧が函館の街に流れ込んだ

旅するおやじ旅吉です。 函館で、北海道らしいダイナミックな自然現象に遭遇した。 津軽海峡の対岸にある青森県大間に夕方のフェリーで渡ることにしたものの、出発まで2時間ほど時間が空いてしまった。そこで出かけたのが函館山。これまで2度、夜景を見に行…

国道沿いの「新市街」は大事!

旅吉です。 車旅をしていると列車旅との違いを痛感する。 列車旅は「点」と「点」を列車という「線」で結ぶ。しかしその「点」は「旧市街」にとどまりがちだ。なぜなら基本的に旧市街は駅の周りに広がっているからだ。 特に学生の頃の貧乏旅行はどうしても駅…

撮影意欲を煽る美瑛の丘

旅吉です。 順番が逆になったけど、旭川の前に、美瑛の青い池や丘を巡った。撮影意欲を煽る風景だ。旅吉はそこそこ写真が上手いと自信を持っているが、美瑛の風景はたぶん誰が撮ってもうまく撮れると思う。 その後、旭川の旭山動物園にも行った。入場料は強…

旅に膿んで映画を観る

旅吉です。 キャンピングカーで長い旅を続けていると、膿んでしまう時が必ずやってくる。今がその時。道央から日本海側を北上し、道北、道東をほぼ時計回りに巡り、富良野から旭川まで来た。 でも次にどこに行くべきか分からなくなっている。なんとなく途方…

十勝の整然とした農地と防風林

旅吉です。 根釧台地(と学校で習ったが、今もそれでいいのかな?)を抜けて十勝へ入った。 これまで十勝地方を詳しく巡ったことはなかった。釧路へ行く途中に太平洋岸を走ったり、大雪山の周りを回る時に十勝平野の隅っこを通過したり、そんな程度だった。 …