一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

大相撲をマス席で見てきた

どうも。旅するおやじ旅吉です。

福岡に大相撲九州場所を見に行ってきました。生の大相撲を見るのは2回目。10年ほど前に見た九州場所は、一番後ろのイス席で見ましたけども、今回は土俵に割と近い4人用マス席(S、A、Bとある中のA)。4人座れて4万4千円でした。やはり高い。
行司の顔が見える「正面」です。
実際に見て感じたのは、土俵のあたりがテレビに比べるとずいぶん明るく華やかな雰囲気。なので「神事」というより「興行」の空気をより感じてしまいます。

マス席は想像通り、かなり狭く、「え、ここに4人座るの?」というのが第一印象。今回は3人で行ったので、どうにかなりましたが、4人いるマス席はかなり窮屈そうでした。腰に来ますね、マス席は。

客席の賑わいはテレビのまんまです。コロナの影響で「声援をお控えください」となっているので、行司の声だけが妙に響き渡ります。コロナ前は、行司の声など会場のざわめきでほぼかき消されていたのに。その代わり力士がぶつかり合う「ずしっ」という音がリアルに聞こえ、醍醐味を感じますねぇ。

ところで力士たちの印象。逸ノ城はやはり色白で大きく、シロナガスクジラを思わせます。郷土出身の正代はどうにか勝ってくれましたが、思ったほど大柄ではありませんでした。この日は若隆景が顔面血だらけになって気迫ある相撲を見せてくれたのが印象に残りました。

土俵周りで審判や力士が使う座布団は思いのほか大きく、取り組みのたびに交換されていて、協会のスタッフにとってかなりの重労働のように映りました。このあたり、テレビでは見えない部分でした。

土俵に一番近いタマリ席には、博多の芸者さんやテレビでよく見る常連さん(後援の関係者なのでしょうね)たち。両国国技館では必ず映っている白いワンピース(?)の女性は、さすがにいませんでした。残念。

声援の代わりに使う力士の名前が入ったタオルは、700円でした。妻は正代のタオルを購入。触り心地がよく、お土産にもぴったりと思いました。

ところで取り組みが終わった後の会場では何が行われているか知っていますか? 答えは抽選会。席の番号が読み上げられた人にはプレゼントが送られていました。

会場を出ると、あの独特な和太鼓の音が博多の町に響いていました。なんかぐっと来ますね。

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