タイトルがブログの中身とかけ離れている感じかするので、変えてみた。こちらの方がしっくりくる。
近くの図書館で久住昌之さんの「野武士西へ」を借りて読んでいる。東京から大阪まで数年かけ小刻みに散歩をするという柔らかめの紀行文。東海道線沿いを歩き、日が暮れたら適当な駅から電車で帰京するパターンを繰り返す。地理や歴史のマニアという感じでもないので、沿道についてうんちくを語ることはないが、それがいい。すれ違った子供たちやお年寄りの様子を描写する程度。孤独のグルメの原作者なので、やはり食事については丁寧に書いてある。
妻に私のはじめて間もないブログを見せたところ、グッと引き込まれるような描写がない。これではなかなか読まれない、と厳しい評価を受けた。久住さんの作品を見習わなくてはと反省した。