一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

初ボクシング観戦

どうも。旅するおやじ旅吉です。

初めてプロボクシングを見ました。というかアマチュアの試合も見たことないので、ボクシングを目の前で見るのは初体験です。

予想以上に面白かったなぁ。

大会名は「火の国ファイティング」。芦北町のしろやまスカイドーム

実行委員会形式の主催ですが、実際には町役場の職員らしき方々が総出でスタッフとして働いていました。おそらく町長さんが格闘技に理解がある方では、と推測しました。

開会式では、老齢の町長さんが朗々と力強く、町のアピールとボクシングへの期待を語っていました。やっぱ好きなんだ。旅吉の読みは当たったようです。

さて試合は正午からクラス別に開催されました。試合の数は10試合ほど。最後の2試合(6R)以外はぜんぶ4R形式。なせ4回戦ボーイというのか、この日初めて知りました。

最初はこの大会がプロデビューという韓国人の女性(所属ジムは熊本市)と台湾からやってきた女性。力の差は歴然としていて、韓国人選手はぼこぼこに打たれます。自分の娘と重なってしまい(別にボクシングはやっていません)、ちょっと涙目に。

「こんなんで涙目になってたら、最後の試合まで見れんぞ」と己に喝を入れたりもして。その後も、元警察官だとか、過去の成績が1戦1敗だとか、いろんな選手が出てきました。

そしてやはりいるんですね、ラウンドガール。スラリとした女性が2人がリズムを合わせながら、ラウンド数が書かれたボードを高々と掲げてリングを歩き、時折得意の決めポーズ。笑顔もばっちりです。

これってもしかしてアメリカが発祥の地?と思って調べたら、やはりそうみたいで70年代には定着したようです。ただ日本人のラウンドガールにはアメリカ人のお色気ムンムンな感じはないですね。どうしても骨が細いから品良くなってしまいます。

そしてドクターチェックが意外と多いことにびっくり。2試合に1回くらいドクターがタイムをとって選手の体調を確認してました。選手と同じくらいドクターも目立ってました。

1試合、完全なノックアウトかありました。顔面にパンチがまともに入り、選手はまさに漫画のようにばたりと倒れました。「大丈夫なんだろうか?」とビビりましたが、無事で良かった。

見てるとボクシング向きの体型ってあるんですね。当然ながら手が長い人が有利そう。手足が長いということは生物学的に優れているみたいで、全体の骨格がいいですね。だからでしょうか、顔もいい。

そのあたりも見ていて楽しかったです。

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