一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

そして敦賀へ

旅するおやじ旅吉です。

朝4時起きなのでひどく睡眠不足。おまけに腰痛。「それならどこかででゆっくり寝てれば」という話なのだろうが、結局あちこち観光してしまう。なにしろ文化財の宝庫である関西。スルーできないのである。

大阪南港唐割と近い住吉大社へ。早朝6時の空気は清々しい。

f:id:noaema1963:20230521183501j:image

本殿は国宝。江戸後期の建築らしい。なにしろ古墳時代からの歴史があるので、建築様式は古代に倣っているのだろう。

f:id:noaema1963:20230521183450j:image
f:id:noaema1963:20230521183444j:image

大社の前を天王寺行きの路面電車。風情あり。
f:id:noaema1963:20230521183509j:image

北へ急ぐ。まあ、夜までに敦賀に着けばいいので楽勝ではあるが。

滋賀県大津市三井寺に参拝。15年ぶりくらい。国宝の金堂の巨大さに圧倒される。
f:id:noaema1963:20230521183532j:image
f:id:noaema1963:20230521183539j:image

文化財を展示する建物もおり、狩野永徳の息子光信の襖絵など国宝、重文がこれでもか、というくらい展示されている。うれしくてたまらん。

桃山時代の襖絵はやはり見事。荒々しいエネルギーに溢れてる。ちまちましてない。ちなみに鎌倉時代に彫られた吉祥天の仏像が大変印象に残った。小さい仏像だが、気品にあふれ存在感強し。

f:id:noaema1963:20230521183547j:image
f:id:noaema1963:20230521183556j:image

さらに琵琶湖西岸を北へ。北近江は旅吉が愛してやまない地だ。

写真では伝わらない趣きがあるんだよね。ザクっと言えば品がいい。
f:id:noaema1963:20230521183602j:image
f:id:noaema1963:20230521183611j:image

湖岸の集落も海沿いの漁村と違う静かさがある。バイクや自転車が走るコースとして人気みたい。やっぱええなぁ、滋賀県。一見地味だが魅力満載。芯のしっかりした人って感じ。
f:id:noaema1963:20230521183617j:image

そして北陸の玄関口であり、北海道行きのフェリーが出る敦賀気比の松原に来た。1ヶ月半ぶり。

どうした縁なのかこの10年間で敦賀に来たのは今回が4回目。なぜだかいつも夕方に来てる。なのでレンガ造りの資料館などには行かずじまいなのだ。
f:id:noaema1963:20230521183623j:image

今日は途中で二度昼寝したので、疲れは取れた。それにしても関西はラジオが面白いので運転してて飽きない。