一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

そして夕陽に照らされた東尋坊へ

福井県の旅、後半。 いつも疑問に思うのだが、なぜ明治新政府は、越前と若狭を無理やり合わせた形で福井県にしたのだろう。さらに言えば、なぜ敦賀市は越前に含まれるのか。気比神宮が越前の一宮と知った時は驚いた。てっきり若狭と思っていた。そう勘違いす…

福井で故郷の歴史をひもとく

3年前の5月に旅した北陸の中から福井を紹介する。そして地元熊本の歴史などもつらつら考えたい。今日はその前半。 前日に名古屋小牧空港から列車を乗り継いだ。滋賀県長浜市を少しだけ観光して、敦賀市へ。気比神社で御朱印もらい、夜には福井市入り。 福井…

霊巌洞で宮本武蔵の息遣いを感じる

剣豪の宮本武蔵が晩年、五輪書を書いた場所とされる霊巌洞を30年数年ぶりに訪ねた。 熊本市の北西にそびえる金峰山の西麓にある。 前回訪ねたのは、はっきりと記憶していないが、おそらく社会人になったばかりの頃だったのだろう。薄らネガティブな色合いの…

8年間大切にしたいロードバイクを先輩に譲った

とうとう、8年間乗り続けたロードバイクを会社の先輩に譲った。 意外なほどの欠落感。 この1月、コロナの影響で福岡空港の玄関に着いた段階で北京旅行をキャンセルした時のように、心にポッカリと穴が開いた。 上の写真を見てもらうと分かるが、白のトレック…

夏目漱石が4年あまり住んだ熊本

夏目漱石ゆかりの地で思い出されるのは、どこだろうか? たぶん松山いう人が多いと思う。代表作の一つ「坊っちゃん」が松山を舞台にしているのが、大きく影響したようだ。 しかしあまり知られていないようだが、漱石は1年間松山で暮らした後、私が在住する熊…

アウトプットの大切さ

熊本に住み全国区で活躍する作家のエッセイが地元紙の文化面に載っていた。大変素晴らしい内容だった。 作家は坂口恭平。早稲田大学の建築学科卒で、小説も書けば、絵も描き、写真集も出すという才能の塊なのだが、だいぶ前から躁鬱病を患っているらしい。同…

セミの声に温暖化を知る

夏の旅でいつも気になるのが、旅先でどんなセミが鳴いているか。 熊本では今の時期、クマゼミだけである。ワシャワシャとうるさくてたまらない。うちの庭のミズキの木には特に多くて、午前中などテレビの音が聞こえないくらいだ。 子供の頃は違った。熊本の…

長州一帯の建造物は素晴らしい

山口県を中心に広島県と島根県をちょこっとだけドライブしてきた。むちろん宿泊あり。でもほとんどが車の中。観光地も少し巡ったが、ほとんど人がいないところばかり。せめてもの感染予防である。あちこちで検温、チェックシートが必要だった。 目的は、国の…