一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

北京とはどんなところなんだろう

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3年前に訪ねた上海郊外の朱家角


北京に旅行に行く予定を立てている。ここ最近、休みが取れれば旅行に出向いてばかりだが、体が元気な時に行かないと絶対後悔すると信じ込んでいる。時間と金があるうちに、行きたいところは出来る限り訪ねたい。

香港、台湾は事前にだいたいこんな感じと予測はついた。その予測が覆ることはなかった、しかし純粋な中国となると予測がつかない。上海でさえそうだった。3年前、初めて上海に行った時、東京などとなんら変わらない都会ぶりに驚いた。昭和30年代生まれの私にとって、中国は人民服と自転車のイメージ。赤旗を振り回す若い共産党員の姿が浮かぶ。だが、そんな景色はかけらも見れなかった。ふつうに地下鉄を乗り継いであちこち観光できた。大いに裏切られた。もちろん面白くはあったが。

で、今度は北京である。

少しは私のイメージする中国が、まだ残っているのだろうか。胡同と呼ばれる下町はもうなくなりつつあると聞く。何回も見た映画ラストエンペラーの映像はしっかりと頭に刻み込んでいる。

本当は西安などもまわりたかったが、今回は天津くらいまでしか足を伸ばせない。ここも溥儀がしばらく住んだ街である。

数年前、関口知宏が中国の鉄道を乗り倒す番組があり、ある程度、実際の中国の街並みを知ることができたものの、テレビの中でしかない。楽しみである。