一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

阿蘇はちゃんと秋でした

どうも。旅するおやじ旅生です。

熊本市は異常な高温状態が続き、「もういい加減にしてくれ!」という感じです。夕方なのにまだ30度を下ってません。

そこで今日は、秋らしさを少しは感じられるだろうと南阿蘇村に一人でドライブに。

 

楚々としたそばの花

阿蘇はちゃんと秋でした。稲刈りは半分以上で終わっており、ススキが秋風に揺れ、楚々としたそばの花が咲いていました。

気温も熊本市より5度低く、午後2時に27度。東日本では当たり前の気温なのでしょう。たぶん阿蘇でも例年はもっと涼しいはず。

南外輪山の中腹にある「恐ケ淵」という小さな河原に車を停め、お気に入りの折り畳み椅子に座って、コーヒーをいれてみました。

渋沢家に思いを馳せる

しばらく佐野慎一の「渋沢家三代」を読み耽り、「英雄色を好む」とはまさに渋沢栄一のために準備された言葉のように思いました。

何しろ、大蔵省に出仕していた頃(ちょうど現在「青天を衝け」で放映中)、お妾さんを自宅に同居させていたらしいのです。次回あたり、そのあたりも描くのかな?

一方、若くして栄達を極めた父栄一の重圧で迷走の人生を送ってしまい、やがては廃嫡された長男篤二に、旅生はシンパシーを感じたのです。NHKさんはこのあたりどう表現するのでしょうか。

渋沢家の面々、まるで「犬神家の一族」みたいだなと思ってしまいました。もしかして、渋沢家からヒントを得たのかも。

しかしこのもつれた糸のような家系から、やがてはこのドラマの音楽を担当している音楽家尾高忠明らを輩出するわけで、血筋の優秀さを思わずにはいられません。

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話がそれてしまいましたが、南阿蘇村には南画を思わせる下の写真のような景色があちこちにあります。

やはり季節の変わり目の阿蘇は最高です。
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