一人旅おやじがゆく

旅することが人生の最大の喜びである旅好きが、各地で見たもの感じたことを淡々と記します。

2023-01-01から1年間の記事一覧

摩周湖とオンネトーは絶対行くべき

旅吉です。 北海道を旅していて、いつのまにか「湖マニア」になった。やっぱ北海道は湖でしょ。 道東の中央部にある四つの湖を紹介する。 東側から順番に。まずは摩周湖。 ここはおそらくだれもが感動する。旅吉は「日本一景観が優れた場所ではないか」とま…

知床の道はやがて途切れ‥

旅するおやじ旅吉です。 知床半島へは行こうか行くまいか、迷ってしまった。昨年の観光船沈没事故が生々しく思い出され、訪ねることになんとなく罪悪感があった。 しかし次はいつ来れるか分からない北海道だ。天気もまあまあだったので、事故があった西海岸…

そういえばあの人達がいた

旅するおやじ旅吉です。 紋別市からさらに南東へ。サロマ湖を観光した後、北見市の常呂地区に入ったあたりで「カーリングホール」の案内板。そうだ常呂といえばカーリングだ! 北京冬季五輪銀メダルのあの人たちが、この町にいるんだ! 旅吉のテンションが一…

ウッシーとの日々の舞台へ

旅するおやじ旅吉です。 北海道に憧れを持つきっかけになったのは、ドラマや映画が大きかった。「北の国から」「駅ーステーション」「キタキツネ物語」。「男がつらいよ」にも網走や小樽がロケ地として出てくる。 それとは別に、はた万次郎さんのエッセイ風…

あすはリラ冷えの一日だとか

旅吉です。 稚内からオホーツク沿岸を南東へ進んでいる。 日本海側と比べてかなり雰囲気が違う。日本海側の方々には申し訳ないが、あれほど頻繁に見かけた廃屋があまり目立たない。なぜなのか。地元の方々にはさすがに聞けないので、旅吉なりに勝手ながら推…

稚内で強風に吹きさらされる

旅するおやじ旅吉です。 稚内から樺太が見えないかなと期待したが、ダメだった。一昨日の夕方、道北に入った頃からずっと天気が悪い。特に稚内は風が強い。 仕方ないので観光は早めに切り上げ、市立図書館に行った。で、郷土書籍のコーナーへ。こうしたコー…

日本海沿いをひたすら北上

旅吉です。 日本海沿いを北上して稚内に着いた。札幌から330キロ。日本海オロロンラインと呼ばれているルートだ。 石狩市の北端あたりまでいくと、雪を冠った暑寒別岳が見えてくる。 石狩市と増毛町を結ぶ道路は昭和の終わり頃ようやく完成。平成に入って観…

ヒグマの報道が続く

旅吉です。 北海道に上陸して数日たつが、NHKのローカルニュースは連日ヒグマの出没がトップだ。二番手が季節外れの暑さ。ほぼ変わらない。 これまでも書いた通り、1人で森の中の散策道を歩いていると、やはり怖い。普通に1人で歩いている方を見ると「勇気あ…

北海道のファミリーヒストリー

旅吉です。 前から抱えていた疑問がある。北海道で本格的な開拓が始まったのが明治時代。ということはいま北海道に住んでいる方々の先祖は多くが入植者ということになる。ちなみに北海道の人口は500万人超。 道民一人一人が「自分の先祖は○○からやって来た」…

羊蹄山は北の桜島のようだ

旅吉です。 洞爺湖畔から羊蹄山の麓の町である留寿都、喜茂別を通り、中山峠を通って札幌に入った。実に北海道らしい景色が続いた。 ずっと羊蹄山が見えていた。存在感が鹿児島の桜島に似てる。 洞爺湖もなかなかのものでした。洞爺湖サミットの記念館もあっ…

湖に興味がなかった旅吉だが

旅するおやじ旅吉です。 北海道初日。旅吉は今回「自分を裏切るルート」で旅を進めることにした。簡単に言えば「最初に浮かんだルートではなく、その反対方向に行く」というもの。 ちなみに当初は札幌方面に向かい、開拓史を学べる場に行こうかとした。 しか…

北の国にとうとう上陸!

旅するおやじ旅吉です。 20時間あまりの船旅を終え、無事、北海道の苫小牧東港に上陸した。こんなに長く船に乗ったのは初めて。でも快適だった。あまり混み合いもせず、静かで。 高齢の夫婦が多かったな。旅吉はいつも通り一人旅だが、そのあたりはほぼ気に…

そして敦賀へ

旅するおやじ旅吉です。 朝4時起きなのでひどく睡眠不足。おまけに腰痛。「それならどこかででゆっくり寝てれば」という話なのだろうが、結局あちこち観光してしまう。なにしろ文化財の宝庫である関西。スルーできないのである。 大阪南港唐割と近い住吉大社…

北海道に旅立つのだ!

旅するおやじ旅吉です。 諸事情により、秋に予定していた北海道プラス北東北の旅に本日出発。お馴染み名門大洋フェリーで新門司港から大阪南港へ。その後、福井県の敦賀から新日本海フェリーで苫小牧を目指す。 腰の調子が悪いうえ、今一つ心の準備ができて…

アメノウズメのドアップ怖い

どうも。旅するおやじ旅吉です。 全国半周の旅から帰ってやがて1ヶ月。無事に孫も生まれたし、そろそろ、ということで、短い日程だが車中泊の旅に出た。 実は4月下旬にも一度、車中泊の旅に出た。「孫の出産までもう少し時間がかかりそうなので、悪いけど…

山の辺の道はやはりいい

どうも。旅するおやじ旅吉です。 1ヶ月余りにわたる全国半周の旅で唯一、二度訪ねた場所がある。奈良県の石上神宮とその南北に伸びる「山の辺の道」だ。旅の3日目と最終日。1カ月の時間を挟んでいたので、2回目の訪問の時は「懐かしい」と感じた。 特に山…

花が見事な旅だった

旅吉です。 今回の全国半周の旅は桜前線の北上と足並みを揃える形になった。 植物についてはほとんど知識がないながらも、東国や北国は「一気に春がやってきた」ような明るさがあって、あちこちで写真を撮った。気に入った植物の写真を時系列で並べてみた。 …

5週間の全国半周の旅まとめ

どうも。旅するおやじ旅吉です。 前回のブログに書いた通り、5週間にわたる全国半周の旅を終え、熊本の自宅に帰ってきた。とは言いながら北九州の新門司港〜大阪南港は往復ともフェリーなので、だいぶ楽はしている。5週間の動きを簡単にまとめてみる。 ▽1…

春疾風の安土城で腹が緩む

旅吉です。 実はキャンピングカーによる日本半周の旅をすでに終え、熊本の自宅に帰っている。丸5週間に及んだ旅の全行程まとめは後日報告します。 さて旅は4月の初旬に戻る。 旅吉が愛して止まない近江の国、滋賀県に入った。大阪、京都、名古屋という大都…

いつかは行きたかった場所

どうも。旅するおやじ旅吉です。 子供の頃からずっと行きたかった場所があった。とうとう念願かなって行くことになった。 信州の高遠から南へ一直線に続く谷がその場所である。南アルプスと伊那山地に挟まれた谷が、静岡県の方向へ延々と続いている。途中に…

「越の国」を南へ南へ旅は続く

旅吉です。 能登半島を一周した後、キャンピングカー「プー介」は加賀の城下町金沢に立ち寄り、さらに南へ南へと下っていくのです。 ちなみに前回書き忘れていましたが、今回の旅の北限は能登半島の曽々木海岸を過ぎて珠洲市へと右折するあたり。同緯度の東…

能登半島ぐるり一周

どうも。旅するおやじ旅吉です。 初めての能登半島。時計回りに一周してみました。 最初に感想。思っていたより広く、イメージしていたような陰鬱さはなかったけど、加賀地域に比べると想像以上に静かでした。 それゆえ、延々と続く全国チェーンのレストラン…

図書館について思うこと

旅吉です。 全国あちこち回りながら、図書館に立ち寄ります。その土地の歴史や文化、観光地が理解できるし、WiFiが使えるのもうれしい。旅に疲れたら図書館が一番です。 でも差が激しいんですよね。図書館は。 主に市立図書館を訪ねることが多いけど、すごい…

越の国は水も空気も澄んでいる

どうも。旅するおやじ旅吉です。 前回のブログで紹介できなかった富山の訪問地を書いていきます。 訪ねた順番も場所もバラバラになっていますが、できるだけ分かりやすく。 まずは新潟との県境にある「親不知」。正確に言うと新潟県糸魚川市にある道の駅から…

富山は風情にあふれてる

旅するおやじ旅吉です。今福井県です。もうそろそろ一度家に帰らないとまずいかな。 遅ればせながら、富山県訪問を報告します。富山県では行こうと予定していた場所がいくつかあります。 一つは新潟県に近い富山湾に面した朝日町。ここでは映画のロケが行わ…

旅も終盤に入ったような感じ

どうも。旅するおやじ旅吉です。 おそらく全国半周の旅「春編」は終盤に入っているのだろう。そんな気がする。 なにしろ4月の半ばまでには熊本に帰る必要がある。娘が出産するためだ。さすがにいないわけにはいかない。仕事の出張ではなく、趣味の旅なのだ…

雪山の美しさに振り回された

旅吉です。 前回のブログで書いたように信州に4泊した後、また一度新潟県に抜け(糸魚川に)、そのまま富山県に入っています。 実はちょっとほっとしています。信州にいる間、「あれも見なければ」「あそこにも行っておく必要がある」と何か気ばかり焦って…

信州はどこも花でいっぱい

旅吉です。 上越市から信州に入りました。結局4泊しました。信州の場合、書き出すとキリが無いので、まずは花が綺麗だった場所を。 長野市は訪ねた頃、まだ桜が開花していませんでしたが、アンズは満開。千曲市にある「あんずの里」は平日なのに相当な人出…

三国峠を越えたら別世界だった

旅吉です。 いよいよ上州から三国峠を越えて越後に入りました。実は楽しみでした。 この日のスタートは群馬県沼田市。河岸段丘の町として有名です。ブラタモリでも紹介されていました。タモリのお気に入りの地形なのです。 なにしろ上越線の沼田駅から、市役…

関東平野の北の端を横断

どうも。旅するおやじ旅吉です。 順番が逆になりましたが、茨城から群馬への北関東横断を報告しておきます。 これまであまり興味を持っていなかったエリア。でも実際に巡ってみたら魅力的でした。 まずは水戸市の偕楽園。徳川斉昭が手掛けた日本三名園の一つ…